◆ THE WIND WAVE の誕生の背景 ◆ |
【1】電子音主流の音楽への倦怠感
時代の流れとともに少なくなってしまったビッグバンドを懐かしむ声が非常に多く特に往年の音楽ファンからの声を多く耳にします。管楽器特有のサウンド(暖かみと温もり・かつダイナミックなサウンドと機械では表せない「人」ならではのリズムはいつの時代にも受け入れられることでしょう。
【2】模範バンドの不在
少子化の進む中、特に学校教育の現場でも生徒の質・数も変化してきました。吹奏楽の分野にもその傾向は顕著に現れています。いわゆるB編成団体の急激な増加がそのことを物語っています。
しかし小編成で模範的に演奏するウインドオーケストラもなかなか見あたらないのも事実です。
【3】求めらている小編成用の楽譜
出版楽譜も大編成用に書かれた楽譜が主流であり、小編成のバンドは常に楽譜の事で頭を痛めています。現場指導者もやりたくてもなかなか上手く出来ない状況ではないでしょうか。“枠”にとらわれない自由な発想で、バンド界に新風(WIND)を吹き込み、多くの人々の心に感動の波(WAVE)を巻き起こしたい。 |
◆ THE WIND WAVE の誕生 ◆ |
2000年1月、ユーホニアム奏者・早川潔と編曲家・波田野直彦により少人数でも楽しく演奏できる、新たな吹奏楽の可能性を求め当バンドを立ち上げる。
2000年夏、関東地区にて公開リハーサルという形でポップス合奏法を披露。10月新宿文化センター大ホールにてデビューコンサートを行い大成功を収める。そのコンサート評はバンドジャーナル等でも取り上げられ、今後注目のバンドとして非常に高い評価を受けている。2001年
3月からは、一流ライブハウス六本木「スイート・ベイジル」出演。 |
◆ THE WIND WAVE の魅力 ◆ |
The Wind Wave は、“模範的演奏”と“その楽譜提供”、さらに“クリニック”とういう3本柱で小編成楽団の一つの姿を提案しています。メンバーはスタジオやライブ等で活躍中の一流ミュージシャンばかり。緻密なアンサンブルワークと卓越したアドリブパフォーマンスは通をもうならせる演奏水準に達しており、まさに日本初のポップス専門ウインドバンドといった存在と
なっています。
【1】ライブ&ショー
往年のジャズビッグバンドとウインドオーケストラの両方の魅力を兼ね備え質・芸術性とも今までに類を見ない、非常に高い水準での演奏とパフォーマンスを繰り広げています。ジャズ、ラテン、ロック、ポップス、日本の歌、さらにオリジナル作品等を専属アレンジャー集団“WINDMILL”によって提供され、一流のミュージシャンによる演奏で、どなたにも聴きやすく親しみやすいポップス音楽のコンサート内容となっています。ステージングにおいても演出・司会・照明・舞台美術・音響を効果的に活用し、またダンサーを配置するなど、ステージを各セクションの専門家によるトータルプロデュースを行っています。いわゆる従来の吹奏楽演奏会でいう「ポップスステージ」の部分でも、その洗練されたショー的要素は一見の価値があります。
【2】アレンジメント&楽譜出版
レパートリー全てがオリジナルアレンジで、音楽監督兼指揮者の波田野直彦のサウンドメイキングにより、今までにない独特のサウンド&グルーヴを生み出しています。
専属の一流アレンジャーが書き下ろす楽譜は25人編成でも抜ける音もなく、素晴らしい響きとなり、編曲作品としても非常に価値のあるものとなっています。またピアニスト関恭史等メンバー作曲によるオリジナル作品もいままでにないタイプの楽曲として新風を送り込んでいます。
「聴いても、演っても楽しい!」
「中学生・高校生でも演奏可能」
な楽曲を用意しています。
※Easter Music Publisherより楽譜出版中
【3】バンドクリニック
TWWのメンバーは殆どが音大卒。よってクラシックからポップスまで幅広い視野に立っての指導法にも定評があります。個人・パートレッスン、バンドクリニックなどご要望に応じたスタイルで実施します。基本的な奏法から、ハイノートの出し方等、ポップス特有の演奏法や合奏法、さらにはアドリブまでレベルに応じてポップス音楽を楽しむ為のノウハウを、TWWメンバー自らが楽しく丁寧にご指導いたします。
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◆ THE WIND WAVE の活動 ◆ |
ライブ&コンサートといった演奏活動の他、楽器&バンドクリニック、さらには楽譜出版まで行い、
吹奏楽界に新たな風(WIND)と波(WAVE)を巻き起こしている。積極的な姿勢で若手演奏家、作・編曲家にもその機会を与え、才能溢れる新人音楽家の発掘及び育成にも一役買っている。 「管鼓鳥」(かんこどり)なるファンクラブも生まれ吹奏楽愛好家を始め、アマチュア音楽家等、音楽ファンとの交流を図り、着実にそのファン層も増加している。
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